企業情報詳細

日本原燃 株式会社

会社紹介

国内の発電は、いま化石燃料に大きく依存しています。
しかし、化石燃料は輸入に頼っており、国際情勢に左右される課題があります。
くわえて、環境負荷の一因としても問題視されている課題も。そんなエネルギー問題に向き合い、民間で唯一「原子燃料サイクル事業」を手がけているのが弊社です。
使命は、原子燃料サイクルを確立して新たなエネルギーを生み出し、未来をつくること。
この使命を達成するために、安全を最優先しながら「人と技術を育てる」ことを方針としています。
2011年の原子力発電所事故の教訓を活かした、安全基準に適合する施設に携わるため、ビルやマンションなどの建築物では得難い経験や技術が習得できます。

 

日本原燃 株式会社
更新日/2024.12.06
法人番号4420001011339
動画
所在地 郵便番号〒039-3212
所在地 住所青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字沖付4番地108
所在地 エリア上北(十和田市、三沢市、上北郡)
業種その他
設立1992年7月1日
資本金4,000億円
売上1,901億円
従業員数3,101名(2024年4月1日)
事業内容原子力発電の燃料となる天然ウランは、製錬・転換・濃縮・再転換・成型加工という一連の工程を経て燃料集合体に加工された後、原子力発電所で使用されます。

使用済燃料の中にはまだ使えるウランや新たに生成されたプルトニウムがあり、これを再処理して繰り返し使う『原子燃料サイクル』により、エネルギーの長期的な安定確保が可能になります。

さらに放射性廃棄物を徹底管理する設備があって初めて、一つにつながった環(サイクル)が完結します。

現在、当社では、「ウラン濃縮工場」「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」「低レベル放射性廃棄物埋設センター」の三施設を操業し、さらに原子燃料サイクルの要となる「再処理工場」の試験運転と「MOX燃料工場」の建設に取り組んでいます。

再処理工場がしゅん工し、MOX燃料工場が完成すると、ウラン濃縮から再処理、MOX燃料加工、廃棄物管理までの環(サイクル)が完結し、『準国産エネルギー』の安定供給に大きく近づくことになります。